バックパッカーが遭遇した過去の事件を教訓に

Pocket

こんにちは、たいやきです。

 

今日は少しだけシリアスなお話。

バックパッカーが安全に旅をし、無事に帰るために気を付けるべきことを、かつて実際に起きた事件・出来事から教訓として学びましょう、という回です。

これからいくつかの事件を紹介するので、これから旅をする時により安心して旅ができるように、ぜひ参考にしてください。

 

 

世界一周中の大学生殺害

バックパッカーたちの間では一番記憶に新しい事件ではないでしょうか。

2016年11月、コロンビア・メデジンで起きてしまった邦人殺害事件。

被害者が大学を休学して世界一周中だったこともあり、ぼくだけでなく周りの友達にとっても、他人事ではありませんでした。

 

当初は「歩きスマホしていたところ、スマホをひったくられ、追いかけたために銃で撃たれた」と報道されていましたが、どうやら歩きスマホをしていたわけではないようです。

「財布入りの荷物を引ったくられたから追いかけた」というのが事の真実だそうです。

 「引ったくりや強盗に遭ったときは犯人を深追いしてはいけない」というのは、身を守るための鉄則 です。

 

ひったくられたときに、それを奪い返したくなるのは当然のことだし、だれだって自分の物を盗まれたくなんかありません。

でも「死んでしまったらそこで終わり」ということだけは重々承知しなければいけないという強烈な教訓となりました。

とはいえ、いざ彼と同じような危険な出来事に遭遇したときに、とっさに正しい判断ができるのか、ぼくは正直自信がないし分かりません…。

 

今回のケースみたいに、犯人がナイフや銃などの凶器を隠し持っている場合があるので、みなさんも万が一引ったくり等に遭ったときは、絶対に深追いしないようにしてください(自戒もこめて)。

 

当時の彼を知る宿泊施設のオーナーの方のメッセージです。

言葉の一つ一つが胸に刺さって、本当にやるせない気持ちになります。

 

青年人質殺害事件

Photo by Pixabay

 

2004年、日本中に衝撃が走った大事件。

 

ぼくたち学生世代はリアルタイムではほとんど記憶にありませんが、大人たちは今でも鮮明に覚えているというくらい、当時大きなニュースとなりました。

これは当時、安全情報危険レベル4で外務省から退避勧告の出ていたイラクへ、一人の青年が周りの制止を押しきって入国し、現地で過激派組織に拘束されて人質となった事件です。

最終的には人質として殺害されてしまうという最悪の結末を迎えましたが、このとき日本国内では「自己責任」という声が多くあがっていたそうです。

 

紛争状態にある」

「外務省から退避勧告が出ている」

「周りが必死に止めた」

「たった一人で行った」

 

たしかにこうやって考えてみると、明らかに深刻な危険が及ぶことは予想できるわけだし、「自己責任」という意見が出るのも分かります。

ましてや2004年といえば、2003年にイラク戦争が勃発してから間もない頃…。

今でいえば、このタイミングでシリアやイエメンに行くのと同じくらい危険なことです。

 

とはいえ起きてしまったあとでは何とでも言えます。

だからこそ、ここででしっかり考えたいのは 「自分の無茶や挑戦的な行動が時としてものすごい迷惑をかけることになる」 という可能性についてです。

実際この事件ではもの凄いどころか、日本政府やイラク政府などを巻き込む国家規模のとんでもない大ごととなりました。

先日ぼくの友達が「イエメンに行きたい」と言い出したことについて話しましたが、明かな危険の及ぶ地域に行ってどうなるのか、目先のことだけでなく結果の推測までしっかり立てた上で、それでも行きたいのであれば、それは本当に「自己責任」と言われても仕方ないです。

バックパッカーの中には、

「危険度4じゃなきゃ平気平気~」と言って、実際に行ってしまう人もいますが、

くれぐれも自分の危機管理能力や旅をするスキルとしての力量を見誤らないように!!

自分は大丈夫だと過信しないこと!

「自分に限って」という言葉ほど危険なものはないです!

 

P.S. 以下のホテルは別名をコーダ・ホテルといい、今なお日本人バックパッカーに人気の宿なんですが、なぜ「コーダ」なのか調べてみてください。

ある事実が浮かび上がります。

■ マンスール(コーダ)ホテル (ヨルダン・アンマン)

 

 

強姦事件

Photo by Pixabay

女性の旅人が特に被害に遭っているこの手の犯罪。

インドでは2014年、15年、16年と毎年のように、日本人女性が暴行を受ける事件が起きており、インド国内でも性的暴行事件は社会問題となっているようです。

2016年、邦人女性への暴行事件

 

あるいは強姦とまではいかなくても、日本人旅行者が現地でセクハラされたとか、体触られたみたいな話は残念なことによく聞きます。

表に出てないだけで、おそらく世間の認知以上にセクハラまがいなことをされてイヤな思いをした人は多いでしょう。

最近では男性でもそういったセクハラ被害に遭う人が増えているので、海外に行ってそうした被害に遭う危険は男女関係なくあると思った方がいいのかもしれませんね。

 

この手の被害防止策は、もうありきたりでしかないですけど、過度な露出をさけるというのは最低限守ることですかね…。

 

(ちなみにイスラム圏で露出多めの恰好は男女ともにNGです!)

 

世界一周中に病死

Photo by Pixabay

「タビロック」という本も出版されていた世界一周中の夫婦が、マラリアに感染して亡くなったという痛ましい出来事がありました。

 

マラリアは恐ろしい伝染病ですが、感染したからといって100%死ぬものではありません

初期段階で投薬治療等すれば十分回復する余地はあります。

 

ではなぜこの夫婦は亡くなってしまったのか。

 

この夫婦はアフリカ滞在中に蚊に刺され、そこからマラリアに感染したそうですが、マラリアの初期症状は風邪に似ているため、当人たちはただの風邪だと思い、病院に行っていなかったそうです。

[bcd url=”http://http://www.forth.go.jp/useful/malaria.html”]

 

自分たちがマラリアに感染したことに気づかないまま、アフリカからボリビアへ渡ったころに症状が悪化し、そのまま二人とも亡くなってしまいました。

 

この一件から学ぶべき教訓は、 少しでも体調不良や体の異変を感じたら現地の病院へ行くべき ということです!

とはいえ「少し熱っぽい」というだけでは、なかなか病院へ行くつもりにならないのも分かります(ぼくもそうだから)。

でも重大な病気の可能性だってある、じゃあどうしたらいいのか。

 

大事なことは、

これまでの自分の行動を把握し、事前に外務省の感染情報をチェックしておくこと!

 

そうすることで自分の体調不良の原因を推測することができます。

そして自分が今どこに滞在しているのかによって、疑われるべき病状も変わってくるのです。

例えば、

 

アフリカ滞在中に熱を出した場合
・マラリア
・黄熱病
・A型肝炎
・サルモネラ感染症

 

インド滞在中に手足のしびれを感じた場合
・破傷風
・デング熱
・赤痢

 

など、これはほんの一例でしかありませんが、国によって感染する可能性のある病気はちがいます。

だからこそ何かしらの症状が出たら、これまでの自分の行動を振り返り、 少しでも体調不良や体の異変を感じたら現地の病院へ行くべき ように心がけましょう。その上できちんと病院に行くのです!

 

ぼくはインドで下痢をしたときに、「これがうわさに聞くインドの洗礼か~」くらいに軽く見てたのですが、そのせいでえらい目に遭いました。

世界各地を旅すればするほど、風土病をはじめとした様々な病気になる可能性が高くなるので、どれだけ健康管理がしっかりできるかが重要なのは言うまでもありませんね。

 

以上、今回は少しシリアスな話題でしたが、海外を安全に旅するには「危機管理能力」と「健康維持」は超重要なタームになってくるので、しっかり自分の体力や旅スキルに合った旅をしましょう!

 

 

それではまた!

 

 

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

Pocket

The following two tabs change content below.

コメントを残す