世界的にもきわめて異例尽くしな都市エルサレムの意外すぎる姿

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たいやき

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【世界史×旅×世界遺産】ナレッジパッカー。アラビア語スピーカー。「歴史を知る」必要性を問いかける旅をしています。

こんにちは、たいやき(@taiyaki_tabi96)です。

 

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地であるエルサレムは、世界の都市の中でもきわめて異例尽くしの街です。

 

こんなに変わってる!!

・世界で唯一「どこの国にも所属していない都市」

・他国の推薦によって世界遺産登録された

・複数の宗教の聖地がまとまっている

 

世界中探しても、こんな都市は二つとしてありません。

 

そんなエルサレムは、度々民族対立の舞台のなっているため、他の中東の国々と同様に治安が悪いと思っている人が多いのではないでしょうか。

 

でも実際に行ってみると、エルサレムほど大きなギャップを感じた地域はありませんでした。

 

そこで今回は、あまりイメージの良くないエルサレムという街がどういう所なのか、紹介していきます!

 

新市街と旧市街は街並みがまったくちがう

東京と大差ない新市街

▼エルサレム中央バスステーション

 

立派な建物ですね~。

東京にあっても、まったく違和感ないです。

 

 バスタ新宿とまったく同じ で、エルサレムから他の各都市へ行くバスは、ここから発着しています。

バスでテルアビブへ行く人は全員ここに来ることになります。

 

 

▼ダマスカス門駅近くの十字路

 

エルサレム新市街を走る路面電車は、都電荒川線よりも近代的です笑

古めかしいイメージの強いエルサレムに、まさかこんな電車が走っているなんて、驚いた人もいるのでは??

 

 

エルサレム最大の郵便局

▼エルサレム郵便局

路面電車のダマスカス門駅から歩いてすぐのところに位置する、大きな郵便局。

東京駅丸の内口にある東京中央郵便局(KITTEの隣にあるやつ)にも見劣りしません!

 

 

▼整理番号(国際郵便配達)

 

用事に応じて整理番号が自動発券されるのは、日本とまったく同じですね。

日本への手紙や郵便物もばっちり送れるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか!

 

 

「The エルサレム」な旧市街

▼嘆きの壁の広場

これこそ「The エルサレム」な景色ですね!

古代ヘブライ王国の時代から連綿と続く宗教の歴史の源流が、たくさん詰まっているのが旧市街。

 

 

▼ダマスカス門から入った旧市街地

 

荘厳な歴史的スポットから一歩路地へ入ると、活気あふれるマーケットが並んでいるのも、エルサレムの面白いところ。

でもインドとはちがって、しつこい客引きや、変に声をかけてくる人はいないので安心してください笑

 

(というか上野のアメ横よりも治安良いと思う)

 

▼ヤッフォ門を入った旧市街地

右側にある城壁の向こう側が新市街です。

夜になると雰囲気も少し変わって、アダルトチックになります。

 

▼夜のヤッフォ門

 

オレンジ色の優しい光が、エルサレムの壮大な歴史を彩っているような、どこか遠い過去に思いを馳せたくなる雰囲気を演出していますね。

(…おっと失礼、歴オタぶりが出ちゃってますか??)

 

 

新旧市街の境目

▼ダマスカス門

旧市街へ入るメインゲートの一つで、 周辺にはバス停やメトロ駅が集まっています。 

バスでエルサレム入りする人の多くが、ダマスカス門の目の前のバス停で降りるはずです。

 

 

▼ヤッフォ門へと通じるヤッフォ通り

写真の左側が城壁で囲まれた旧市街、右側が新市街です。

パッと見は完全に中世ヨーロッパ都市。

 

 

情緒ある小路

▼聖墳墓協会へと続く道

中世ヨーロッパの雰囲気がありながらも、ユダヤ教徒やイスラム教徒の人たちが往来しているところで、ここがエルサレムなんだと実感しますね!

 

フルーツが売られていたり、おじいちゃんおばあちゃんが散歩していたりと、とても穏やかな日常という感じです。

 

 

三宗教の聖地がすべて徒歩圏内

嘆きの壁

ヘブライ王国時代に建てられたヤハウェ神殿の遺構である嘆きの壁は、ユダヤ教最大の聖地です。

壁に近づくときは他教徒であっても「キッパ」というユダヤ教徒の被り物を被らなければいけません!

広場入口に「キッパ」が入った透明ボックスがあって、無料貸し出しされているので、そこから各自取ってください。

 

ちなみになぜ「嘆きの壁」と呼ばれていると思いますか?

気になった人は以下を参照してみてください。

(ついでに歴史の楽しさにも目覚めてほしいなぁ…笑)

 

聖墳墓協会

キリストが十字架にかけられたとされるゴルゴタの丘に建てられた教会。

聖墳墓協会が建つこの場所で、イエス=キリストはユダヤ総督ピラトの手によって磔刑となりました。

 

 

岩のドーム

エルサレムのシンボルともいうべき黄色いドーム。

イスラム教の預言者ムハンマドが神からの啓示を受けたとされる場所に建てられています。

手前の大きな壁は「嘆きの壁」ですね。

 

 

街の至るところにいる兵士

In 出店通り

▼旧市街の出店通り

このときなんと、40人ほどの大兵団の行列に遭遇しました。

全員もれなく銃を持っていましたが、兵士たちは楽しそうにおしゃべりしながら歩いていたので、むしろ微笑ましい光景でした。

イスラエルでは女性にも徴兵制があるため、遭遇した兵団の男女比はほぼ50:50!

 

 

In フードコート

▼エルサレム中央駅構内のフードコート

軍服を着た人たちが数人、ランチ休憩をしています。

(完全にカメラ目線になっている兵士の人がいますね…笑)

 

 

In カフェ

▼ヤッフォ通りのcofix

「cofix」は全商品6シュケル均一のカフェで、コーヒーやケーキにパンなど、さまざまなものが売られています。

そんな庶民的なカフェにも、女性兵士が一人。

 

日本だと警察官や消防士が制服のままコンビニやファミレスにいたら、まちがいなくうるさい苦情とかが寄せられそうですが、イスラエルでは、制服を着た 兵士が日常生活に溶け込んでいる のです。

 

まとめ

なにかと物騒なニュースが多いイメージのあるエルサレムですが、実際に行ってみることで、そのイメージが大きく変わります。

たしかにパレスチナとは独立問題や民族対立でもめているし、イランとは一触即発になったりしていますが、それでもぼくたち日本人が想像しているよりは、はるかに安全です。

 

ぜひ情勢を鑑みたうえで、世界の歴史的ミステリーをたくさん持つエルサレムを訪れてみてください!

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