単独入国は決してできない?北朝鮮一人旅行【準備編】

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こんにちは、かりーむです。

今までぼくは色々な国や地域を旅してきましたが、友達から聞かれた回数がダントツで多いのが「北朝鮮を旅した時の話」です。

 

 

まずタイトル見て「北朝鮮って行けるの?!」とツッコんだ方も多いと思いますが、

 

北朝鮮は行こうと思えば行けます!

 

サウジアラビアのようにそもそも観光目的の入国が出来ないというわけではないのです。

 ぼくは去年の春(大学2年)に北朝鮮に行ってきました。 

 

実際に行ったからこそ得られた知見は非常に多く、ウワサや先入観に終始せず自分の目で見聞きしたことには大きな意義があり、貴重な経験になりました。

 

でも当然良いことだけではありません。

無責任なオススメ話にはしたくないからこそ今回は、良い話だけでなく、渡航に際しての問題点考慮すべきことも経験者の立場からしっかり書きたいと思います。

 

当然やすやすとすすめられるような国ではありませんが、入国自体は可能なので、今回ぼくがどうやって行ったのか、また現地では何をしたのかなどについてもお話しします。

 

今回はかなり濃い内容になるので、今回と次回で記事を2回に分けてあります。

 

  2019年7月現在の北朝鮮情勢にあっての渡航は控えることをおすすめします

 

北朝鮮の基本情報

日本と国交がない

北朝鮮は日本と国交が結ばれていません。

よって 日本大使館が現地にはないので、もし現地で何かトラブルに遭ったら、基本的には中国大使館に行くことになります 

当然中国大使館の対応に全てを任せることになるので、不安なところもあるかもしれません。

 

個人旅行はできない

一人だろうが、グループで行こうが、 ツアーに申し込まないと北朝鮮国内には入国できません 

単独で自由に国内を回ることは出来ないのです。

この辺はブータンやチベット自治区と同じですね。

 

日本からの直行便はない

成田や羽田、関空に行って「平壌行き」のフライトを見たことありますか?

否、絶対ないはず!

国交が結ばれていないので、近くの国ですが直行便はありません。

 日本からは中国経由で飛行機(高麗航空)か鉄道(北京ー平壌間国境横断鉄道)のどちらかを使って行くことになります。 

詳しいことは現地編でまたお話します。

 

北朝鮮旅行は決して安くない

おとなりの韓国は、今や2万円もあれば行って帰ってこれるくらい身近な国ですが、北朝鮮はそうもいきません。

プランにもよりますが少なくとも20~30万円前後はかかると考えてください。

普通に高いです。

貧乏バックパッカーをしていたぼくにとっては、この額の出費は大打撃でした。

 

北朝鮮行ってみて大変だったことは何?
エキストラボーイ

と、よく聞かれるのですが、そんな時はいつも真っ先に、

「カネ」

と言っているくらいの痛手。

 

 ツアー代には宿泊費・食費・観光費は全て含まれています が、その分高い上にツアーでないと入国できないから必ず払う出費になります。更に日本から中国に行くまでの航空券も別途かかります。

中国から北朝鮮へ行くまでの交通費はツアーによって含まれている場合とそうでない場合があるので、注意してください。

 

 

北朝鮮へ行くまでの準備

観光地やルートの下調べ

海外旅行に行く前にはまず渡航先の情報を集める、鉄則ですね。

とはいえ他の国と違ってかなりミステリアスで謎のベールの覆われた北朝鮮には、 「地球の歩き方」のようなガイドブックもありません。 

ネットの情報や、実際に行った人の話だけが頼りです。

渡航経験者の体験談ブログなどは手あたり次第見ましょう!

 

しかし去年とんでもないことが起きたんです!!

なんと北朝鮮当局による、外国人観光客向け(日本語対応)の観光紹介HPがリリースされたのです!!

僕が行った去年の春には、そんなものはなかったので、このニュースには驚きました。

これでだいぶ情報集めが楽になりますね。

 

 

「自己責任」の表明

さて情報集めをしていよいよ北朝鮮に行くと決めたら、まずやるべきこと。

少しすごいことかもしれません。

それは 「何かトラブルに見舞われても日本政府に一切の救援は求めません、自己責任で行きます」 ということを明記した書置きやメモを書くこと。

誰から見ても行くべきではないような地域へ行って、実際にトラブルに巻き込まれた時に、必ず意見として出るのが「自己責任論」。

御もっともです。

 

でもいくら書置きをしても、海外で邦人が事件に遭ったとなれば、政府は対応しないわけにはいきません。

必ず世間様に迷惑をかけることになります。

だからこそ気休めであっても、 自分が自己責任で行ったのだと表明しておくことは大切なこと であり、その姿勢をきちんと持ちましょう。

 

北朝鮮に行くことで、自分が迷惑をかける可能性が無きにしも非ずだということはしっかり意識してください。

 

そう思うなら行くんじゃない、と言いたいところですが、海外へ行けばどこであろうと、誰もが事件に巻き込まれる可能性はあります。

でもトラブルを恐れていたら、海外旅行には行けなくなってしまいますね。

要は危機管理意識をどの程度持つ必要があるのか、という話です。

 

ツアーの申し込み

次にやることは「ツアーの手配」です。

先ほども言ったように、個人で勝手に入国して散策なんてことは出来ません

事前にツアーを組み、指定のツアー同伴者を手配しなければいけません。

 

ではどこで手配できるのか。

 

残念ながらどこの旅行代理店でも扱っているわけではありません。

JTBやHIS、クラブツーリズムなどの国内大手代理店では、北朝鮮ツアーはありません。

 

よって北朝鮮ツアーを専門に扱っている代理店で申し込みをする必要があります。

 日本国内でも朝鮮ツアーを申し込める代理店がありますが、中国の代理店のツアーを申し込んだほうが安いです。 

中国語や英語がある程度分かる人であれば、中国まで行ってから現地の代理店で直接申し込むことをお勧めします。

 

もちろん不安な人は日本の代理店で申し込むか、あるいは中国の代理店で日本語対応している所もある(後述します)ので、そこで申し込むのも良いでしょう。

ちなみに僕は中国に行ってから個人ツアー(団体ツアーではない)を手配しました。

 

中国にある旅行代理店

■ 高麗観光

北朝鮮国営の旅行代理店、北京市内に店舗があります(日本語非対応)。

ぼくはここを利用しました。

 

■ Wheneverローカル

中国の旅行代理店、北京市内に店舗があります(日本語対応)。

 

日本国内にある旅行代理店

■ 中外旅行者

東京都千代田区にある朝鮮パッケージツアーを扱っている旅行代理店。

北朝鮮ツアーの大手で、現地では日本語ガイドも付くなど、フォローシステムが充実していておススメです。

 

■ 307インターナショナル

東京都港区にある代理店

 

 

いずれも人気の北朝鮮ツアー取扱会社なので、あとは値段やサービス内容を比べて選びましょう。

 

 

ビザはどうするのか

もちろん入国許可が必要ですが、日本では取れません。

更に パスポートは使わず、出入国カードを事前に貰って、北朝鮮に入国する際にスタンプを押してもらうのが流れ です。

なので出入国カードを中国に行って、北京にある駐中北朝鮮大使館で申請するか、代理店でツアー申込と一緒に手配してもらうのが一般的です。

代理店では出入国カードの代理取得サービスもしているところがほとんどなので、多くの人はこちらの方法を取るでしょう。

 

中国までの航空券の手配

準備もいよいよ大詰め。

情報収集もして、ツアーも申し込んだら、あとは中国まで行く航空券を買いましょう。

 

たいていのツアーでは、飛行機にしろ国際列車にしろ、中国(北京)から北朝鮮(平壌)までの渡航手段は費用に含まれていますが、 「日本から中国までは各自で行ってくださいね」という場合が多い です。

最初から日本と中国間の往復航空券の費用が組まれているパッケージツアーもありますが、やはり値が張ります。

 

時期にもよりますが、北京までであれば格安で行けるので、トラベルコちゃんやスカイスキャナーで各自購入するのが一番良いと思います。

ぼくは北京まで往復1万円弱の中国国際航空の航空券を買いましたが、もっと安くだって行けます。

 

 

 航空券購入の際に意外とあるのが「日時を間違える」こと。

北朝鮮へはツアーでしかいけない、つまり一日でも遅れれば行けなくなるので注意してください!

 

準備編だけでこんなにもてんこ盛りになってしまいました。

現地編はもっと濃くなっているので、お覚悟を…。

 

次回はリアルな北朝鮮観光の様子や出来事など、秘められたベールを剥いでいきたいと思います。

今回の記事で北朝鮮旅行に興味を持った方は、現地編まで見てから総合的に本当に行くかどうか判断してくださいね。

 

それではまた!

 

 

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気づいたら中東にいて、アラビア語をしゃべるWebデザイナーになってた現役大学生。インドア×コミュ障×潔癖一歩手前の旅オタク。